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*アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「じゃがバタコーンさん」に本作のヒロインの叫び声(「'''OH MY GOD!!'''」)が使われている。 |
*アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「じゃがバタコーンさん」に本作のヒロインの叫び声(「'''OH MY GOD!!'''」)が使われている。 |
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*終盤に「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のパロディシーンがある。また、冒頭に登場するクラブは[[クラブ・オビ・ワン|オビ・ワン]]という名前。 |
*終盤に「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のパロディシーンがある。また、冒頭に登場するクラブは[[クラブ・オビ・ワン|オビ・ワン]]という名前。 |
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− | *日本テレビ版:初回放送1987年10月16日(金)日本テレビ『[[金曜ロードショー]]』 21:00-23:21 |
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− | :翻訳:木原たけし 演出:佐藤敏夫 制作:[[東北新社]] |
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− | :翻訳:木原たけし 演出:蕨南勝之 制作:東北新社・CIC・ビクター ビデオ株式会社 |
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− | *テレビ朝日版:初回放送1998年7月26日(日)テレビ朝日『[[日曜洋画劇場]]』 21:02-23:09 |
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− | :制作:東北新社 演出:伊達康将 翻訳:岩本令 効果:リレーション 調整:熊倉亨 プロデューサー:圓井一夫 |
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− | *WOWOW版:初回放送2009年7月19日(日)WOWOW 191ch 15:30-17:30(予定) |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2011年1月8日 (土) 12:07時点における版
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(Indiana Jones and the Temple of Doom 原題は『死の寺院』)は1984年の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の次作で、全体の物語(TVドラマシリーズも含めて)の23話目である。
物語の時代設定は『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の1年前に設定されており、ストーリーは考古学者インディアナ・ジョーンズがインドの小さな村から盗まれた魔法の石を取り戻すべく、歌手のウィリー・スコット、相棒のショート・ラウンドたちと共に魔宮に乗り込むというものである。
1999年にビデオ化、2003年と2008年にDVDとして発売された。
ストーリー
プロローグ:1935年、上海
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の物語から1年前、インディは中国、上海の<ナイトクラブ・オビ・ワン>でギャングのラオ・チェーにダイヤモンドピーコック・アイと引き換えにヌルハチの遺灰を届けようとしていた。ラオはクラブの歌手ウィリー・スコットをインディに紹介し、取引が終わった後にインディがシャンパンを飲むとラオは笑い声を上げる。彼は解毒剤を出し、インディが飲んだシャンパンに毒が入っていたことを明かす。給仕に変装したインディの友人ウー・ハンが銃を持って現れたが、ラオ・チェーの息子チェンはウー・ハンを撃ち殺す。インディは復讐のためにチェンを殺し、クラブで騒ぎが起きる。インディは解毒剤を追い、ウィリーはピーコック・アイを探した。その中で偶然彼女は解毒剤を発見し、ドレスに入れた。その後、ラオ・チェーのもう1人の息子カオ・カンはマシンガンを持って現れた。インディは巨大な銅鑼を盾にし、狂ったように乱射するカオ・カンの弾を避け、ウィリーをつれて 窓から降り、相棒の少年ショート・ラウンドが運転する車に着地した。ラオ・チェーは部下を連れ、インディたちの車を追った。車は空港に到着し、3人は用意された飛行機に乗った。インディは飛行機のドアを閉めた。3人とも気づかなかったが、その飛行機はラオ・チェーのものだった。彼はパイロットに3人を殺すように命じた。
インド
ラオ・チェーの手下である飛行機のパイロットたちはパラシュートで飛行機を飛び降り、3人を残していった。3人はゴムボートに乗ると飛行機を飛び出し、山を滑り、川に流され、インドの小さな村に到達した。村人はパンコット宮殿のサギーたちが村の子供全員と聖なる石を奪ったと説明した。村人は3人の英雄に宮殿へ行くための象を貸した。
始めのうちは宮殿はまともなところに見えた。マハラジャの宰相チャター・ラルに出迎えられ、インディは彼に村での話をした。だが、彼はそれを侮辱と呼び、村人が嘘をついたといった。晩餐会の後、インディは部屋で暗殺者に襲われる。彼を撃退すると、秘密の出入り口があると考え、ウィリーの部屋で発見する。3人が地下の秘密の空間を発見するとそこでは女神カーリーを祭るサギーの儀式が行われていた。インディ、ウィリー、ショート・ラウンドは最高位の祭司モラ・ラムが人間をいけにえにするのを見た。彼は村の子供を使い、地下の鉱山を掘らせ、失われた2つの聖なる石を探していた。さらに村から盗まれた石もそこにあった。彼の望みは世界制覇だった。
インディ、ウィリー、及びショート・ラウンドはサギーの衛兵に捕らえられ、インディは拷問の後、"カーリー・マーの血"を飲まされる。彼はその液体で"夢"に陥り、サギーの味方になった。ショート・ラウンドは鉱山で村の子供たち共にに鎖に繋がれ、ウィリーは儀式のいけにえとなった。ショート・ラウンドは逃げ出し、インディを普通の状態に解放した(炎によってこの昏睡状態から覚めることができる)。インディはショート・ラウンドと共にウィリーを助け出し、シャンカラ・ストーンを取り返すと残忍な奴隷の見張りと戦い、彼を破った。そして子供たちを宮殿から逃がした。
インディと彼の友人たちはトロッコに乗ると坑道を走り出した。サギーの追跡者たちも2つのトロッコに乗ると彼らを追った。インディたちは絶壁まで逃れ、そこから地上に這い出した。古い橋があり、インディはそこへいくまでに2人の衛兵を倒した。先に渡っていたウィリーとショート・ラウンドはモラ・ラムに捕まった。インディは橋の中央に立つと山刀で橋を断ち切った。橋がはしごのようになり、彼らは必死にしがみついた。モラ・ラムは登る途中でインディから石の入ったバッグを奪おうとする。インディはシバの神にそむいた男に古い呪文を唱えた。神の怒りによってバッグに火がつき、3つのうち2つの石が落ちた。モラ・ラムは最後の1つの石を落ちる前につかんだが、彼の手は焼けた。モラ・ラムは痛みで手を離し、下にいる空腹なワニに食べられる。インディは冷たくなった最後の石を手に持ち、上に上がった。サギーの残っていた衛兵たちはイギリス軍によって殺され、または逮捕された。
インディと彼の友人たちは村に石を返した。さらに子供も連れて戻った。ウィリーは故郷のミズーリ州へ帰ることをインディに言い、離れようとするウィリーをインディは鞭で連れ戻した。2人が近づいたとき、ショート・ラウンドの象が2人に水をかけた。
登場
登場人物
- インディアナ・ジョーンズ…ハリソン・フォード(日本語吹き替え:村井国夫)
- ウィリー・スコット…ケイト・キャプショー(日本語吹き替え:藤田淑子)
- ショート・ラウンド…キー・ホイ・クアン(日本語吹き替え:田中真弓)
- モーラ・ラム…アムリッシュ・プリ(日本語吹き替え:石田太郎)
- チャタール・ラル…ロシャン・セス(日本語吹き替え:羽間道夫)
- キャプテン・ブランバート…フィリップ・ストーン(日本語吹き替え:北村弘一)
- ラオ・チェ…ロイ・チャオ(日本語吹き替え:内海賢二)
- ウー・ハン…デヴィッド・ウィップ(日本語吹き替え:千葉繁)
- カオ・カン…リック・ヤング
- チェン…チュア・カー・ジョー
- 給仕…レックス・ンギィ
- チーフ・ハンクマン…フィリップ・タン
- ウィーバー…ダン・エイクロイド(日本語吹き替え:加藤正之)
- 中国人パイロット…アキオ・ミタムラ
- 中国人副パイロット…マイケル・ヤマ
- シャーマン…D・R・ナーナヤッカーラ(日本語吹き替え:永井一郎)
- 村長…ダーマダーサ・クルアプ
- サジヌ…スタニィ・デ・シルヴァ
- 村の女性たち…
- ルビー・デ・ミエイ
- D・M・デナウェイク
- I・セラシング
その他のキャラクター
- ビッグ・ショート・ラウンド
- ゴング・ストライカー
- ヌルハチ(遺体のみ)
- サギーの暗殺者
登場場所
登場した遺物
- ヌルハチの遺灰(初登場)
- ピーコック・アイ(初登場)
- シャンカラ・ストーン(初登場)
- サンスクリットの絵(初登場)
メモ
- この作品は1作目『レイダース』より1年前の設定である。
- スピルバーグは公開当時、“作品の低俗さ”への批判に対し「僕は雇われ監督だ」と弁解した。後のインタビューではこの作品を「自分のフィルモグラフィーの中で一番の失敗作だ」と語った事もある(『1941』についても同じように語る)。
- 82年のスピルバーグ監督作『E.T.』はアカデミー賞9部門にノミネートされたが、視覚効果や音響といった技術関連で4つ受賞した反面、撮影・編集・オリジナル脚本・監督・作品では全て同年の『ガンジー』に持って行かれた。スピルバーグはこの悔しさを忘れなかったようで、『魔宮の伝説』では『ガンジー』のロシャン・セスとアムリッシュ・プリを邪教集団トップの役で起用している。本作から10年後に『ジュラシック・パーク』で『ガンジー』の監督リチャード・アッテンボローを、『シンドラーのリスト』にガンジー役のベン・キングズレーを出演させ、2作で94年のアカデミー賞主要部門を総なめする事になった。
- 作品の「ジェットコースター的イメージ」を決定付けるトロッコシーンではミニチュアが多用された。走行中のトロッコを捉えるロングショットのほぼ全てがミニチュアであり、フィル・ティペットによるストップモーション・アニメも一部使用されている。
- ILMでは視覚効果の光学合成にビスタビジョン方式を採用しているが、いくつかのシーンではトンネル状の模型セットを通常のビスタビジョン・カメラで移動撮影出来ず、ニコン製のスチルカメラを改造して使用している。
- 出口の断崖絶壁は、インディたちの立っている場所以外のほとんどがマット・ペインティング(ILMのクリス・エヴァンスの作品)となっている。
- この作品がきっかけで、スピルバーグとケイト・キャプショーは結婚した。
- 撮影中のアクシデントにより、ケイトの目の周りにアザができてしまった際、翌日の撮影時にスタッフ全員がケイトのアザと同じメイクを施して迎えた。
- 次作「最後の聖戦」公開に合わせてILMやルーカス、スピルバーグの作品がNHKスペシャル(1989年5月21日放送)にて紹介された際、ベン・バートによる音響効果編集の作業を実演するため、本作の削除場面である「(インディが捕われた子供達を逃がす場面で)燃える丸太を渡していく」というシーンが採り上げられた。
- 映画「ラッシュアワー3」の劇中にて本作をテレビ放映しているシーンがある(チャイニーズフード店の店頭にてクリス・タッカー演じるカーター刑事が料理を買うシーン)。
- アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「じゃがバタコーンさん」に本作のヒロインの叫び声(「OH MY GOD!!」)が使われている。
- 終盤に「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のパロディシーンがある。また、冒頭に登場するクラブはオビ・ワンという名前。
関連項目
テンプレート:インディ・ジョーンズシリーズ
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