インディ・ジョーンズ アトランティスの運命(誤ってインディ・ジョーンズ4と呼ばれることがある。)は1992年にルーカス・アーツから発売されたゲーム。日本語に翻訳されている数少ないインディ・ゲーム。プラトンの残した文章に基づいて作られている。
このゲームのコミック版(未邦訳作品)はゲームの発売前、1991年に発売された。ゲーム版とコミック版では話にいくつかの違いがある。
また、2009年7月8日にはパソコンゲームとして有料ダウンロードをしてプレイすることができるようになった。
概要[]
バーネット大学で講義をしていた考古学者インディアナ・ジョーンズはマーカス・ブロディとミスター・スミスから大学内のどこかから奇妙な像を見つけるように頼まれる。インディは博物館の屋根裏部屋を調べた。その途中、彼は偶然跳ね上げ戸から落下し、他にも何度か落ち、図書館にたどり着いた。インディは像に関するあまり知らない本を発見した。役に立つと判断したインディはそれを本棚から取った。しかし、本棚が倒れ、床を突き破った。インディはそこにも落下した。そこは倉庫だった。インディは4体の猫の像を発見した。それは本物の猫だった。インディはその猫に驚き、ボイラー室に入る。ロッカーの1つからホーネッド・スタチューを見つけた。
インディは戻るときに像の中から小さな玉を見つけた。それをスミスに見せると彼は像を奪って逃げ出した。インディは彼と戦ったが、彼のコートを奪うことしかできなかった。コートの中身から彼の本名がクラウス・カーナーであることが判明した。それによればカーナーの次の標的はソフィア・ハップグッドだった。
ソフィア・ハップグッド(昔のインディの同僚)はニューヨークでアトランティスに関してのセミナーを行っていた。インディとソフィアはアイスランドでこれに関するメダルを発見した。発見後、カーナーが現れる。カーナーはナチス・ドイツの大佐で、像からでできた玉がオリハルコンであると考えていた。カーナーは彼の仲間の狂った科学者ハンス・ユーバーマンと共にオリハルコンで爆弾を作ることを考えていた。
その後プレイヤーは3つの選択肢の中から1つを選ぶことになる。ソフィアと共に冒険に出ることを選べば、公式設定通りの冒険になる。またはインディが1人で旅に出ることを選べばオリジナルストーリーをプレイすることになる。
登場[]
登場人物[]
- インディアナ・ジョーンズ
- マーカス・ブロディ
- ソフィア・ハップグッド
- クラウス・カーナー
- ハンス・ユーバーマン
- チャールズ・スタンハート
- オマー・アル=ジャバー
- アラン・トロティエ
- ヌール=アブ=サル
- フリッツ
- ビフ
- フェリペ・カスタ
登場した遺物[]
- ホーネッド・スタチュー
- ソフィアのネックレス
- オリハルコン
舞台裏[]
技術について[]
このゲームの3年ほど前に発売されたゲーム『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 グラフィック・アドベンチャー』よりも技術が進歩している。『アトランティスの運命』では1つのゲームで異なった3つの道を進むことができる。
トリビア[]
- このゲーム内で未使用(“秘密”)の部屋が存在する。それはソフィアの寝室で彼女のアパートの略奪にあった部屋の横に存在する(コミックではソフィアが寝室にいる場面がある。)。
- 『アトランティスの運命』は当時4作目(インディ・ジョーンズ4)であると噂されていた。