細編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{Infobox character |
{{Infobox character |
||
| ふりがな = カオ・カン |
| ふりがな = カオ・カン |
||
− | | 名前 = |
+ | | 名前 = Kao Kan |
| 画像ファイル = KaoKan.jpg |
| 画像ファイル = KaoKan.jpg |
||
− | | 画像サイズ = |
+ | | 画像サイズ = 250px |
| 画像コメント = |
| 画像コメント = |
||
| 性別 = 男性 |
| 性別 = 男性 |
||
10行目: | 10行目: | ||
| 国籍 = {{中華民国}} |
| 国籍 = {{中華民国}} |
||
| 家族 = |
| 家族 = |
||
− | | 職業 = |
+ | | 職業 = ギャング |
| 忠誠 = |
| 忠誠 = |
||
− | | 俳優 = |
+ | | 俳優 = |
| 声優 = |
| 声優 = |
||
+ | }} |
||
− | }}'''カオ・カン'''は中国・上海のギャング団のボス、[[ラオ・チェ]]の次男である。兄の名は[[チェン]]という。また、カオ・カンは精神異常者でもある。 |
||
+ | {{Quote|飲みすぎだね、ジョーンズ博士|毒を飲んだ後の[[インディアナ・ジョーンズ]]に対してカオ・カン|インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(小説)}} |
||
+ | '''カオ・カン'''<ref>カタカナ表記は『[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(小説)]]』に基づく。</ref>('''Kao Kan''')は上海の犯罪組織のボス、[[ラオ・チェー]]の息子の1人であり、しばしば父親と共に仕事をした。 |
||
== 経歴 == |
== 経歴 == |
||
+ | ラオ・チェーの末の息子であるカオ・カンは[[1935年]]まで、[[上海]]で父親の力によって隠蔽されたいくつかの犯罪を行っていた。カオ・カンはラオ・チェーの犯罪組織の中で異母兄弟の[[チェン]]と重要な役割についた。 |
||
− | 彼は1935年に父親と兄と共に満州族清王朝の初代皇帝・[[太祖]](ヌルハチ)の遺灰の入った小箱を手に入れるためラオが所有する[[クラブ・オビ・ワン]]にて考古学者である[[インディアナ・ジョーンズ]]と取引をする。ラオは代価として巨大なダイヤ[[ピーコック・アイ]]をインディに支払うことを約束する。しかし、ラオは遺骨とダイヤの両方を手に入れるつもりだったためインディに毒を盛る。骨を受け取りダイヤも取り返したもののインディがラオの息子のチェンを殺しクラブは大騒ぎとなる。また、この中で人々の足に蹴られダイヤは失われる。カオ・カンはその乱闘の中で笑いながらマシンガンを乱射する。 |
||
+ | 1935年、彼の父親が[[ヌルハチの遺灰]]の入手を[[インディアナ・ジョーンズ]]に依頼した。取引の前日にカオ・カンはジョーンズからこの遺物を盗もうと試みたが襲撃は失敗し、カオ・カンの人差し指は断ち切られて終わった。 |
||
− | 解毒剤を手に入れ歌姫[[ウィリー・スコット]]とともにクラブを逃げ出したインディたちを必死で追うが間に合わず空港で逃がすことになる。だがインディたちが予約していた飛行機はラオ・チェ航空のものであったためラオの部下が彼らを始末するはずだった(インディの機転によって取り逃がす)。 |
||
+ | [[クラブ・オビ・ワン]]での会合のとき、ジョーンズはラオ・チェーの支払いを調べていたがカオ・カンはそのすきにジョーンズのシャンパンに毒を入れた。その後、カオ・カンは[[ウー・ハン]]が死んだ直後に彼のテーブルに落ちた銃を隠した。 |
||
⚫ | |||
+ | |||
− | ラオ・チェの息子2人には混乱がある。カオ・カンを演じたリック・ヤングは[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説|魔宮の伝説]]のクレジットではチェンとなっている。だが、小説版や公式サイトではカオ・カンはリック・ヤングとなっている。 |
||
+ | [[ファイル:Kaokan2.jpg|thumb|left|175px|機関銃を撃つカオ・カン]] |
||
⚫ | |||
+ | チェンは鳩の串刺し肉によって殺され、カンはジョーンズと戦おうとしたが殴られて床に倒れた。カンが気を取り戻したとき、機関銃をクラブ内で乱射した。ジョーンズと[[ウィリー・スコット]]が窓から逃げた後、カンと父親は車に乗って[[上海]]の通りを通って[[ナン・タオ空港]]まで彼らを追跡した。そこではラオ・チェーの別の部下がジョーンズを殺す任務を引き継いだ。 |
||
+ | |||
+ | == 性格と特徴 == |
||
+ | カオ・カンは衝動的で精神が不安定であり、父親の上海犯罪組織では彼の事業を助けた。 |
||
+ | |||
⚫ | |||
+ | 『[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説]]』でカオ・カンを演じたのは中国人俳優[[リック・ヤング]]である。 |
||
+ | |||
+ | ラオ・チェーの息子の名前には混乱がある。映画のクレジットではリック・ヤング=カオ・カンとなっているが、脚本ではリック・ヤングがチェンの行動をすることになっている。ほとんどがクレジットと同じようになっているが、『[[Indiana Jones and the Temple of Doom Sourcebook]]』、[http://www.indianajones.com/site/index.html オフィシャル・ウェブサイト]、[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(ジュニア小説)|2008年の映画の小説版]]では映画脚本と同様になっている。 |
||
+ | |||
+ | 『[[レゴ インディ・ジョーンズ オリジナル アドベンチャー]]』ではカオ・カンを殺す(破壊する)ことが可能である。プレイヤーはカオ・カンの銃を鞭で取り上げ、ウィリー・スコットの悲鳴を利用するか、またはゴングでぶつかれば殺すことができる。しかし、ステージが終わった後にラオ・チェーの飛行機に知らずに乗ったとき、カオ・カンは生き返っている。 |
||
+ | |||
⚫ | |||
*[[インディ・ジョーンズ 巨竜の復活]] |
*[[インディ・ジョーンズ 巨竜の復活]] |
||
− | *[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説]] |
+ | *[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説]]{{Fa}} |
+ | *[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(小説)]] |
||
− | {{stub}} |
||
+ | *[[インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(コミック)]] |
||
+ | *[[インディ・ジョーンズ/魔宮のの伝説(ジュニア小説)]] <small>(「チェン」として登場)</small> |
||
+ | *[[Indiana Jones' Greatest Adventures]] |
||
+ | *[[レゴ インディ・ジョーンズ オリジナル アドベンチャー]] <small>(公式設定ではない)</small> |
||
+ | |||
+ | == 参考 == |
||
+ | *[[インディ・ジョーンズ アルティメット・ガイド]] |
||
+ | *{{Indy|Kao_Kan}} |
||
+ | |||
+ | == 脚注 == |
||
+ | <references /> |
||
{{DEFAULTSORT:かおかん}} |
{{DEFAULTSORT:かおかん}} |
||
[[en:Kao Kan]] |
[[en:Kao Kan]] |
||
[[Category:インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のキャラクター]] |
[[Category:インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のキャラクター]] |
||
[[Category:中国人]] |
[[Category:中国人]] |
||
+ | [[Category:ギャング]] |
2011年1月30日 (日) 02:22時点における版
- 「飲みすぎだね、ジョーンズ博士」
- ―毒を飲んだ後のインディアナ・ジョーンズに対してカオ・カン[出典]
カオ・カン[1](Kao Kan)は上海の犯罪組織のボス、ラオ・チェーの息子の1人であり、しばしば父親と共に仕事をした。
経歴
ラオ・チェーの末の息子であるカオ・カンは1935年まで、上海で父親の力によって隠蔽されたいくつかの犯罪を行っていた。カオ・カンはラオ・チェーの犯罪組織の中で異母兄弟のチェンと重要な役割についた。
1935年、彼の父親がヌルハチの遺灰の入手をインディアナ・ジョーンズに依頼した。取引の前日にカオ・カンはジョーンズからこの遺物を盗もうと試みたが襲撃は失敗し、カオ・カンの人差し指は断ち切られて終わった。
クラブ・オビ・ワンでの会合のとき、ジョーンズはラオ・チェーの支払いを調べていたがカオ・カンはそのすきにジョーンズのシャンパンに毒を入れた。その後、カオ・カンはウー・ハンが死んだ直後に彼のテーブルに落ちた銃を隠した。
チェンは鳩の串刺し肉によって殺され、カンはジョーンズと戦おうとしたが殴られて床に倒れた。カンが気を取り戻したとき、機関銃をクラブ内で乱射した。ジョーンズとウィリー・スコットが窓から逃げた後、カンと父親は車に乗って上海の通りを通ってナン・タオ空港まで彼らを追跡した。そこではラオ・チェーの別の部下がジョーンズを殺す任務を引き継いだ。
性格と特徴
カオ・カンは衝動的で精神が不安定であり、父親の上海犯罪組織では彼の事業を助けた。
舞台裏
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でカオ・カンを演じたのは中国人俳優リック・ヤングである。
ラオ・チェーの息子の名前には混乱がある。映画のクレジットではリック・ヤング=カオ・カンとなっているが、脚本ではリック・ヤングがチェンの行動をすることになっている。ほとんどがクレジットと同じようになっているが、『Indiana Jones and the Temple of Doom Sourcebook』、オフィシャル・ウェブサイト、2008年の映画の小説版では映画脚本と同様になっている。
『レゴ インディ・ジョーンズ オリジナル アドベンチャー』ではカオ・カンを殺す(破壊する)ことが可能である。プレイヤーはカオ・カンの銃を鞭で取り上げ、ウィリー・スコットの悲鳴を利用するか、またはゴングでぶつかれば殺すことができる。しかし、ステージが終わった後にラオ・チェーの飛行機に知らずに乗ったとき、カオ・カンは生き返っている。
登場作品
- インディ・ジョーンズ 巨竜の復活
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(初登場)
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(小説)
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(コミック)
- インディ・ジョーンズ/魔宮のの伝説(ジュニア小説) (「チェン」として登場)
- Indiana Jones' Greatest Adventures
- レゴ インディ・ジョーンズ オリジナル アドベンチャー (公式設定ではない)
参考
脚注
- ↑ カタカナ表記は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(小説)』に基づく。