スティーヴン・アラン・スピルバーグ(Steven Allan Spielberg アメリカ、シンシナティ、1946年12月18日生まれ)はアメリカの映画監督である。『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 ~ 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の監督を務めた。主な作品に『ジョーズ』や『E.T』、『未知との遭遇』などがある。インディ・ジョーンズ シリーズの製作総指揮であるジョージ・ルーカスとは友人であり、彼の『スター・ウォーズ』を手伝ったこともある。また、お互いの映画に登場するキャラクターを自分の映画に出したりもしている。1991年、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でウィリー・スコットを演じたケイト・キャプショーと結婚する。
インディ・ジョーンズ シリーズ[]
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)[]
1981年、彼は『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を撮影するため、初めて友人のジョージ・ルーカスと手を組んだ。主演を注目され始めていたハリソン・フォードにし、(はじめはトム・セレックの予定だった)少年時代に見た冒険映画のようなものを撮った。世界中で公開され、制作費をはるかに上回る大ヒットとなった。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)[]
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』公開後、彼の友人ルーカスは2作目の製作を提案した。ルーカスはインドを舞台にする案を出し、前作とは違い、暗い雰囲気になっている。スピルバーグは『レイダース』に登場させる予定だったトロッコのシーンをこの作品に入れた(1作目では時間の問題で実現できなかった)。だが、この映画の流血や残酷な場面、暴力シーンが問題となり、年齢制限がつけられることになった。スピルバーグは18歳指定では年齢が高すぎるため、新たに13歳指定をつくった。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)[]
2作目の公開後、作品の雰囲気は再び1作目に戻った。ルーカスは聖杯を追う物語を提案した。スピルバーグはそれでは変化がないと考えていた。ルーカスは“聖杯から水を飲めば永遠の命が得られる”という設定を追加し、さらにインディの父親について描こうとしていた。スピルバーグは賛成し、インディの父親役をショーン・コネリーに頼んだ。スピルバーグとルーカスはショーン・コネリーがインディの父親として合うかどうかが不安だったが、この作品もヒットし、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』以上の興行収入になった。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)[]
3作目から19年後、映画第4作目が製作され、2008年の5月22日に公開された(日本では6月21日公開)。
私生活[]
スピルバーグは1991年10月12日、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』に出演したケイト・キャプショーと結婚した。彼らには7人の子供がある。彼の娘の1人サーシャは『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でスラッガーを演じた。