チャチャポヤの豊穣の像とは、黄金の立体像であり、6インチの高さでチャチャポヤの豊穣の女神パチャママを示している。像はペルーのジャングル深くにある寺院に部族の司祭たちのよって隠された。寺院の巧妙な罠を切り抜け像の目を見に行くことが若きチャチャポヤ戦士の通過儀礼だった。
歴史[]
罠[]
この像はホヴィト族の遺跡の奥深くに安置してある。だが、そこにたどり着くまでには、罠が張り巡らされている。1つ目の罠は大釘で引き金となる部分に立つと壁の両側からこれが発射される。2つ目は大穴で、気づかずに死ぬということはまず無いが、飛び越すのは困難である。3つ目は床のタイルである。模様を描いたタイルの間違ったものを踏むと壁から毒矢が飛ぶ。最後の罠は像の置き場所に隠されており、少しでもこの像を動かせば遺跡自体が崩れるのである。この罠を備え、数百年間遺跡は安全だった。
1936年[]
実際、考古学者フォレスタルがこの遺跡に出向き、大釘の罠にやられている。しかし、唯一例外がいた。フォレスタルの友人で同じ考古学者のインディアナ・ジョーンズがペルー人を引き連れ、罠をかわしたのだ。だが、最後の像の置き場所の罠を無事袋と摩り替えたと思った矢先仕掛けが作動し、インディは逃げる。連れのペルー人の裏切りに耐え、大穴を跳躍する。ギリギリのところで助かり、ペルー人は大釘に刺しぬかれる。遺跡を脱出したがインディには新たな問題が待っていた。インディのライバルルネ・エミール・ベロックがホヴィト族をだまし、インディから像をかっさらおうとするのである。ホヴィト語を話せなかったインディは目の前で像を奪われる。素早い行動で機転を利かせたため、インディの命は助かった。
1937年[]
ベロックと決着を付け、勝利したインディは友人のサラーとマラケシュへ行き、取り戻すことに成功する。